(IPO関連用語解説)エクイティ・ストーリーとは

IPO・バリュエーション

ここではエクイティ・ストーリーについて用語解説していきます。
IPOを含む資金調達において成否に影響すると言っても良いエクイティ・ストーリー。
その意味と基本的考え方を理解しておきましょう。

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エクイティ・ストーリーとは

エクイティ・ストーリーとは、会社の投資価値を投資家に対して、合理性高く、かつ分かりやすく説明する事、もしくはその説明内容の事を言います。
エクイティによる資金調達を実施する際、その資金をどのように使い、成長シナリオを描いていくのかを事業計画と絡めながら説明するための中核部分であり、非常に重要なものとされています。

エクイティ・ストーリーはIPO時やその後の株価を決める重要な要素とされています。
そのため、IPO時の想定発行価格が納得感を持って受け入れてもらうために、エクイティ・ストーリーは構築されます。

なお、エクイティ・ストーリーはIPO時にしか活用しないものではなく、可能であれば初期の投資ラウンドの内から構築をはじめ、プロダクト・マーケット・フィットを進めたり、証券会社によるビューコンを経る過程の中で、少しずつブラッシュ・アップしていく方が良いでしょう。

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エクイティ・ストーリーの作る上での基本的考え方

エクイティ・ストーリーを作る上では、次の3点を説明できればよく、ここをきちんと整理する事が重要です。

マーケット(市場)ポテンシャルは、ようはニーズやペインと呼ばれる部分で、これらをベースに市場規模がどうなのかを示します。
TAM/SAM/SOMが近年使われたりしますね(下記参考記事参照)。

参考記事

そしてマーケットポテンシャルに対して、どのようなプロダクト(製品)を提供し、ソリューション(ニーズやペインの解決策)を提案していくのか?を特にMust Have(無ければならない)の観点で説明します。
そして、本当にそのプロダクトがマーケットにどれだけ受け入れられているのか?について、論より証拠、という形でトラクション(過去の実績を元に、将来計画の蓋然性を説明できるもの)を提示します。

IPO時に企業が作成しなければならない「成⻑可能性に関する説明資料」と呼ばれるものが、一般に公開されているので、検索して中身を見てみると参考になるでしょう。


本用語解説は、IPO実務上の観点での記載であり、投資観点での記載は行っておりません。
同様に、情報の提供を目的としたものであり、金融商品の勧誘を目的としたものではありません。

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