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裏アカ特定サービスの存在を気にする必要は無い(求人求職両方)

先日、「裏アカウント特定サービス」なるもののリリースがとある会社様より出ていました。
今回は、こちらに関して、その存在を気にする必要は無いよ、という話をしていきます。

裏アカウント特定サービスが登場

ねとらぼって面白いですよね。

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2009/04/news105.html

それはともかく、企業調査センターという会社様より、SNSの裏アカウントを特定するサービスがリリースされました。
求職者に対して一種のリファレンスチェックを行いたい、という色んな企業のニーズに応える形で登場したのでしょう。

気持ちはわかります。
痛いほど。

私は経営企画領域を専門としていますが、人事もまぁまぁ噛んできました。
そのため、中々書きづらい酷い、本当に酷いとしか表現のしようのない方々とも接してきました。

そのため、少しでも採用リスクを減らしたい、という気持ちは重々理解できます。

しかし、それでもなお、この種のサービスに関しては否定的スタンスを取る次第です。

裏アカウント特定サービスに否定的な理由3つ

否定的なスタンスをとる理由は次の3つです。

  • そもそもとして確実性が担保されていない
  • 人には裏表があって当然、表部分を律せられれば十分
  • 従業員に愛される会社を自信もって作ればよい

そもそもとして確実性が担保されていない

まず、そもそもとして精度が高く無いよね、という話です。

上記記事では、次のように記載があります。

企業調査センターが提供するサービスでは、この“裏アカウント”を88%の割合で特定できるとしています。本人だけではなく、友人など思い入れのある名前などから検索を実施することで高い特定率を実現したとのこと。

ねとらぼ「就活生の“裏アカウント特定サービス”が登場 88%の確率で裏アカウントを特定」より

88%、という数字をどう評価するのか?もそうなのですが。
もう一つ気になる文言も。

なお、この88%という数字は、SNSを一切使わない人も含んでいる数字だそうです。アクティブユーザーの多い新卒世代や30代~40代前半であれば、さらなる高確率で特定できるとしています。

ねとらぼ「就活生の“裏アカウント特定サービス”が登場 88%の確率で裏アカウントを特定」より

つまり、使っていない、という結論も含めての数字なので、実際の所の精度はもっと低くなるのでは?と推測されます。

実際の所の精度感は不明ですが、どんなに少なく見積もっても、仮に「良い」と思った人に対して、何かしらの“冤罪”をかけるリスクが1割程度存在するわけです。
逆もしかり。

本当にサービスとして信を起きますか?

人には裏表があって当然、表部分を律せられれば十分

次に、人のパブリック面とプライベート面の話です。

言うまでも無いと思うのですが、真に聖人君子なんて人、この世には存在しません。

当たり前ですが、人生の中で一回も愚痴を吐いたり、人の悪口を陰で言ったり、誰かにネガティブな感情を抱いたりとか、そんなの、極々普通にありますよね?
これは悪いという話では無くて、あって当然、それが人間の自然な姿だ、という事です。

わざわざ人様のプライベート面を除きに行って、「あの人はこんな人なんだ、やめておこう。」って発想としてどうかしていると思います。

いわゆる“バカッター”的なものを不安に思うかもしれませんが、そういう人を見極めるのが、やはり採用のスキルであり、そしてそのような事につながらないようにするのが教育の仕事でしょう。

従業員に愛される会社を自信もって作ればよい

最後に、一番厳しめな言い分を。

私は色んな会社様を見てきましたが、その分、転職口コミサイトなどにおける評判や、またそれこそ裏アカも多く見てきました(裏アカは別に見たくて見たわけじゃないですよ)。

その感覚値の話をすると、やはり会社に対する悪評や、裏での不満の声は、従業員側に問題がある場合も当然にあるにはありますが、大体において会社側にも大きな問題がある場合がほとんどです。
会社がしっかりとしているのなら、匿名での悪評、裏での不満は、やはり数が少ないです。

ここで言うしっかり、とは。

きちんと適法に労務管理がされている。
残業代が支払われ、有給休暇は問題無く取得できる。
企業はきちんと業績を伸ばしており、従業員は成果につながる頑張りに応じて、報われる環境が整っている。
従業員同士の間では、相互に尊重し合い、相互に助け合う文化が醸成されている。

このような、ある意味において、企業として当然の事を指しています。

そして、そもそもとして、しっかりとしている会社なら、それこそしっかりとしている人が残ります(逆に、“いるべきで無い人”は不思議と去っていく)。
何故か不思議な事に、会社に問題があると、不満分子(この表現の良し悪しは置いておいて)が多く在籍するのです。
(この不満分子については、元々そのような気質があったのか、それとも会社の状況からそのようになってしまったのか、は不明です。しかしまぁ、会社の状況と雰囲気が悪くなれば、不満が溜まって当然ですよね。)

ようは、裏アカウント特定サービスに興味関心を抱いてしまうという状況そのものについて疑問を持ち、会社としての改善を行った方が建設的なのです。


色々と書いたのですが、私の感想を端的に書くとこうです。

いや本当に。

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Twitter運用1ヶ月が経過しての所感~フォロワー数を増やすには?~

Twitter運用を開始し、1ヶ月超が経過しました。
フォロワー数もありがたいことに1,000人を超え、今現在も日々順調に増えています。
世の中には、様々な運用ノウハウが公開されていますが、それらに対する「現時点」での所感を書いていきます。


「1,000人を超えたばかりの弱小アカウントが何を言ってるんだ。」
という声も出てきそうではあるのですが、とりあえずの現時点での記録、という位置づけです。

この種の記事は数多くありますが、判断指標が増えれば、後に続く方々の一助になるかとも思います。

一言でまとめると、各種記事を読んでも不十分で、やってみないと分からないことが多い、という感じですね。

大前提:アクティブであること

Twitter運用において、何よりもまず、なのですがアクティブであることが最重要であると感じています。

これは日別の新規フォロワー数の推移イメージです。

細かいデータは省略しますが、アクティブであった日は増加しており、活動が少なかった日は増加が鈍い、というある種当然の結果が出ています。

活動する上で、意識したのは次の点です。
多くのTwitter強者が語っている点ですね。

  • 積極的に投稿する(アクティブであることの明示)
  • 積極的にフォローする(フォロワーの獲得)
  • フォローいただいたらフォロバする(フォロワーの継続率向上)
  • いいね!を使い切る(Twitter参加者との関係構築)
  • リツーイトによる拡散(拡散への協力的態度の明示)

なお、フォローして、フォロバをいただけなかったとしても、地道に絡む(いいね!を押す、良いと感じた投稿はコメント付きリツーイトをする)のは、一定効果があると感じています。
時間差でフォロバしていただくことが、ままあります。

投稿の質は重要:コンテンツ is King

この点も非常に多くのTwitter強者が語っていますね。

閲覧する方にとって有益な情報であること。

下記の2つの投稿は、私の投稿の中でも伸びたツイートであり、上記点の重要性を実感しました。

クラウドサイン登記の投稿は、インプレッションが約6,000、エンゲージメント率は約9%、
いきなり!ステーキの投稿は、インプレッションが約4,000、エンゲージメント率は約12%、
という数字になっています。

運用ポリシーの明確化、ペルソナ投稿、一貫した投稿方針。
こういった点が語られていると思うのですが、最も重要な点が1つ別にあると感じています。

それは、運用者本人の知識・技術・経験の絶対量と質、です。

共感投稿は別なのでしょうが、有益コンテンツという観点ですと、ペラい投稿は、どうしても透けて見えますし。

ゴールデンタイムについて:意外に無視して良いっぽい

よく言われるゴールデンタイム。

例えば下記のようなイメージです。

曰く、20時台がもっともアクティブ・ユーザーが多いから、この時間帯を狙おう、という話です。

これは、実感値として、意外に無視して良いっぽぞ、と感じています。

これは私の時間帯別いいねと時間帯別RTのイメージずです。

時間帯別いいね
時間帯別RT

案外、朝一に大きなスパイクが出来ています。
夕方20時のゴールデンタイムは、数時間、小山が続くイメージですね。

つまり、ゴールデンタイムとしては朝も狙える、ということです。

加えて、フォローをいただく時間ですが、これは結構、バラつきがある印象です。

(個人の)ビジネス・アカウントでは、日中仕事しながら運用されている方も多いのか、案外、9時~12時の間や、13時~18時の間でも、反応がある場合が珍しくありません。
当方も、個人のビジネス・アカウントであり、増やしたいフォロワー層も、同様の個人のビジネス・アカウントであるため、必ずしもゴールデンタイムに固執する必要性は無いな、という印象を持っています。

ようは、あまり気にしなくて良い、という仮説設定ですね。

各種テクニック:流石にまだわからない

その他、多くのTwitter運用解説記事で、下記のような各種テクニックが解説されています。

  • プロフィールを定期的に更新する
  • インフルエンサーの力を借りる
  • フォロバ企画
  • 縦長投稿
  • 絵文字の活用

これらは、現時点では試していないので、正直、効果はわからないです。

そのため、大いに偏見込みで感想を述べると、
小手先のテクニックって、意味があるのかなぁ?という考えを持っています。

フォロワー数の数を誇示したいのであるならば、もしかしたら効果的な方針なのかもしれません。
ただ、ビジネス運用を重視するならば、アクティブであり、またユーザーも(あくまでもビジネスという観点で)高リテラシー層の方と繋がっていく方が、良いように思えます。

視認率を高めるための縦長投稿や絵文字の活用も、正直見辛いですし、これらのテクニックを使用している方の投稿内容は、正直、薄い物が多いように感じています。
(もしかしたら、そのように感じる、偏見フィルターがかかっているのかもしれませんけれどね。)

この点に関しては、私自身がまだ経験値の浅いTwitter運用者であるため、時間の経過と共に、考えが変わる可能性はあることは、ご承知ください。


以上、Twitter運用1ヶ月が経過しての所感を書いていきました。

まだまだ未熟なアカウントではあるのですが、やればできる、という実感と、まだまだできることはある、という肌感覚があります。

特別な「抜け道」的テクニックは無く、当たり前のことをひたすら地道に続けることが重要なのでしょう。

また数字が伸びたら、感じたことや、効果があったことについて、公開・共有していきます。

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