本当に必要なビジネスマナーの考え方

生産性・業務効率化

今にはじまった話では無いのですが、世の中には謎のマナーが多く存在します。
また、時代の変化にあわせて、創作マナーも誕生していきます。
反発する人が多数な一方、盲信してしまう方もいます。
ここでは、本当に必要なビジネスマナーの考え方について見ていきます。

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謎のマナーが続々と誕生

以前、当ブログでは電話における「もしもし」についての創作マナーについて、否定的な意見を発信しました。

「もしもし」という言葉は失礼だ、という一部の方がいらっしゃるのです。
それ以外にも、宴席における徳利、お祝いのお返し、トイレットペーパー、etc…で首をかしげるような創作マナーが数多く一部では出回っています。

昨今、新型コロナウイルスによる感染症拡大や、リモートワークやオンライン会議が増えたことにより、それらにあわせて誕生した謎マナー話題になっています。

私は幸いにも遭遇したことがなく、都市伝説では無いかと、期待を込めて疑っているのですが。

とりあえず、ここでわざわざとりあげるのも嫌なので、「Zoom マナー」などで検索してみてください。
常識感で考えてやった方が良いよね、というような内容もある一方、本当に笑うしかないような物も多く出てきます。

当然、反発も声も大きいです。

「頼むから勝手に『マナー』にしないでください。(中略)行政は、恐怖をあおっているだけです。売名行為の教授の言うことを信じてはいけません」(科学者)
 「マナーという柔らかい言葉にくるんで、メディアも一緒に、異分子排除。(中略)新マナーだ、とかいって押し付けるな」(Tomoyukiさん)

日経ビジネス「[議論]マスクの上にハンカチ? マナー講師に聞く気遣いの伝え方」より
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ビジネスマナーは必要?

この点に関しては、そりゃあよく知らない人同士で仕事をする以上、相手への気遣い、配慮という観点で必要でしょう、としか言いようがありません。

実際、どういう趣旨で実施されたのかがよくわからないアンケートでは、ビジネスマナーは必要だ、とする方が90%はおり、世の中のマジョリティであることが示されています。

ではなんで、こんなに世の中の反響が大きいのか?といえば非合理的であり意味不明であるからに他なりません。
後、大体、マナー云々でうるさい方は、こちらに対してマウンティング行為をとってくる方が非常に多い事も多くの方が経験しているからでしょう。

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本当に必要なマナー

社会生活を送っていて本当に必要なマナーは次の5点に限定されると考えています。
(これらもかなり包括的ではあるのですが。)

  • あいさつをする
  • 丁寧な言葉遣いをする(文章含む)
  • 清潔・身だしなみに気をつける(体臭,たばこの臭いも)
  • 時間を守る(仕事の期日を守ったり、や遅刻をしないなど)
  • 周囲と調整をする(休暇をとるための業務調整など、日々の体調管理含め)

これは別に私個人の考えではなく、アンケートでも示されています。

会議室での席次やタクシーの席位置、名刺交換などなど、気にする人はマイノリティです。
(問題なのは、マイノリティでも一定数存在することなのですが。。。)

ビジネスの現場である以上、最重要視されるのは「成果」です。
「成果」を出すために必要十分なマナーが守られているならば、それで良い
でしょう。
マナーに過剰な方とは、関係性を保つだけで消耗してしまうので、素直に距離を離すのが得策です。


以上、本当に必要なビジネスマナーの考え方について見ていきました。

マナーの本質は、相手に対して不快感を与えないこと。
相手への配慮や気遣いの話です。

マナーのためのマナーになってしまい、それに対して不快感を感じてしまう方とは、繰り返しますが、素直に距離を置くのが一番です。
また、相手がこちらに対して敬意を払っているのならば、多少の不作法にも寛容になった方がよいでしょう(一々、ストレスに感じていても仕方ないですし)。

「防衛策」としてのマナーになってしまっては本末転倒だ、ということは認識したいものです。

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