「抱負」は立てても達成できない~シンプルな目標の考え方~

生産性・業務効率化

年末が近づき、決意新たに新年の抱負を立てる方も多いでしょう。
水を差すようですが、結論を言うと、大多数の方にとって、抱負は立てても達成できません。
ここでは目標達成のためのシンプルな考え方について紹介します。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

何故、抱負は立てても達成できないのか?

抱負云々については各所で色々と語られています。

抱負と目標は別物ですよ、とか。
(抱負は決意、ゴールイメージ、そしてそこに至るプロセスを包括するのに対し、目標はゴールイメージのみ、とか。)

ただ、そのような話はわりかしどうでもよいです。

ポイントは、何故達成できないのか?です。

その結論は身も蓋も無いのですが、これまで抱負を達成できなかった人が、決意新たに、改めて抱負を立てても達成できるわけないじゃないですか、という話です。

これまでの人生の中で、年初に立てた抱負を年末までに覚えている方はどれだけいますか?

きちんと達成して、次年度の抱負では、これまでの抱負をベースにアップデートしたものを設定できている方はどれだけいますか?

まずいません。

体感ベース、96%くらいの方は、抱負を立てている風でも達成できていないでしょう。

それではどうすべきなのでしょうか?

スポンサーリンク

戦略を変えてみる

結論から言うと、戦略を変えてみよう、という話です。

これまでうまくできた試しが無いことを改めて取り組んだとして、失敗する可能性は非常に高いです。

一方、別の方法ならうまくいく可能性は十分にあり得ます。

目標設定(とその目標を達成するための考え方)の方法は多数存在します。

下記は一例です。

  • ベーシック法
  • 三点セット法
  • SMARTの法則
  • HARDゴール
  • ランクアップ法
  • ベンチマーク法
  • 期中設定法
  • NLP式目標設定法
  • みんなで目標設定
  • KGI×KPI×KDI法
  • マンダラチャート(マンダラート)

細かい解説は別に譲りますが、これまでの目標設定と達成までのプロセス設計は、どのような方法に基づいて行われたものでしょうか?
調べてみて、別の方法を採用すると、突破口が見えてくるかもしれません。

ようは、きちんと失敗要因を振り返り、分析し、対策を練りましょう、という話です。

他にも、もの凄くシンプルに、時間軸を短くしたり、思いっきりハードルを下げてみるのも手です。

上述の目標設定方法の話は、つまる所、方法論に過ぎないので、そもそもこれまでの設定軸やハードルで目標達成ができない人が別の方法に切り替えた所で、達成できないよね、とも言えます。
その意味で、こちらの考え方の切り替えの方が現実味はあるでしょう。

例えば、年間計画では無く、デイリーレベルにまで縮小して見るのです。

「今日一日、絶対に達成する事」のようなイメージです。

これは何でも良く、例えば、1日見開き3ページ合計6ページ本を読む、とかです。
毎日続ければ、概ね1,2ヶ月で本が1冊読めます。

ハードルを下げる例も考えられます。

例えば、だらだらする生活習慣を解消したいのならば、ソファーやクッションを捨てる、とかでも良いのです。


達成できない抱負を無理に立てても、無意味極まりないです。
達成できる工夫を考えてみては如何でしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました