VCとかが入ったベンチャー企業では、株主総会のに関して委任状を集めるのが一般的です。
この委任状、紙での回収が通常なのですが、非常に面倒。
そこでクラウド型電子契約サービスを活用すると便利になります。
「委任状」のクラウド型電子契約サービスによる回収
結論、株主総会招集通知と委任状をセットにして、クラウド型電子契約サービスで株主(のカウンターパートナー)に送付し、それに対して「承認」をしてもらえればOKです。
登記には、委任状は不要ですし、委任している事が、仮に揉めた場合の証拠として残せれば十分なので、クラウド型電子契約サービスが非常にマッチしているのです。
なお、委任状は紙でも電子でも、両方を選べるようにしておいて、全ての議案に対して賛成の場合はクラウド型電子契約サービスを、一部賛成一部反対のような場合には紙で、と使い分ければ良いです。
その他諸々
代理権限の確認についてはこちらの記事を参照してください。
委任状については、こちらの記事でかなり詳しく解説しているので、併せて参照してください。
他には、参考程度ですが、種類株主総会の省略手続簡素化方法についてはこちらを。
仮に書面決議(みなし決議)でやりたい場合にはこちらを参照してください。
書面決議は、同意書面の全回収が必要で、複数株主がいる場合には現実的ではありませんでした。
クラウド型電子契約サービスですと、書面の全回収が容易なので、書面決議のハードルも大きく下がったと言えます。
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